まよっぷ　日記ログ

＞煌夜祭
アルゴン原子の電子配列な島々とか、不死の怪物を中心とした世界観とかは面白いんだが、
内容は際立ったものがなくて地味な印象。一応C★NOVELSの大賞らしい。

＞1巻
キャラが良く出来てるなぁ、と最初は思ったが、エナミカツミの絵に助けられているだけのような気がしてきた。
全体的に派手さがないんだよなぁ。展開も大したことないんで飽きてしまった。

＞食前絶後
主人公とヒロインのふざけた会話が一番の魅力かなぁ。15年前の作品なのにまるで古さを感じさせないあたりも凄い。
五感をネタにした能力はイイ。ただ、視覚魔術の凄さが伝わってこなかったのが残念。
ラストのまとめ方もどうにも物足りないものがあった。

　彩雲国物語

＞1巻
既に2回アニメ化の腐女子ラノベ。の割には話がしっかりしているということなので読んでみた。
…ダメだ。やはり男キャラの在り方が根本的に違うんだよな。どう転がっても俺の肌に合いそうにない。

　 7回死んだ男

＞7回死んだ男
西澤保彦氏著の時間ループなパズル推理物。
いやあ、こういう作品は主人公が状況に翻弄されてるのを読むだけですこぶる楽しいんだよなぁ。
それによって修正、抑止力、ドミノ効果、俯瞰能力等のループの魅力を如何なく発揮してくれている。
加えて謎解きも程よく面白かったし、キャラが思いのほか魅力的だったし。

友理さんがちょっぴりオトナ風味でお美しい。挿絵なしで脳内補完なのが非常に悔やまれるところだ。
寡黙な富士高、不死鳥の世史夫ｗ、情緒不安定な姉妹と、他みんなも良く描けていたよ。

推理物ってのは作品として難しい側面があるね。
自分で推理して謎を解き明かすのは快感だが、読んで後半の演出凝らした種明かしは無駄になっちゃうし。
これぞ二律背反。

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