まよっぷ 〜だめぽ人間の独り言〜



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骨牌使いの鏡 サンダーガール 目を擦る女 座敷童にできるコト ”文学少女”シリーズ
お留守バンシー 人獣細工 七人の武器屋 紅牙のルビーウルフ 滅びのマヤウェル




  骨牌使いの鏡
骨牌使いの鏡
序盤の地味さに飽きてしまった。こういう読み方は良くないとは思うが、つまらないんだから仕方ない。



  サンダーガール
1巻
吸血鬼のおしごとの著者、鈴木鈴氏の能力バトル物。
借りる前にまず後書き読んでみた。吸血鬼が鬱一色な内容になってしまったのを反省してるw
それを踏まえて、今作はアクション:コメディ:バイオレンス=1:9:0くらいにしていくらしい。これは期待できるか?

絵師が前作同様片瀬優氏ってのがなんとも地味で迫力がないが、
典型的ながらも世界・能力設定は奥行きを感じられて良かったし、やはり鈴氏はキャラを魅力的に描いてくれる。
最初だからかギャグは控えめだったが、最中のリアクションは最高に楽しかったww


2巻
ゲストキャラの掘り下げがつまんないなー。
後半の戦闘は良かった。水雷闇金属なエレメントバトルはベーシックに面白かった。しかしギャグがないな…。



  目を擦る女
目を擦る女
小林泰三氏の短編集。ホラーSFミステリかな全7作品。どれも面白かったので個別に感想を。

目を擦る女、女の気持ち悪さもさることながら、現実と仮想に横たわる逃避自己献身の絡ませ方が上手かった。
他を貶めることで自分を幸せにした世界に浸りつつも、不可避の現実に対する自己防衛が必要だったわけだ。
うーん、やや弱いながらもラストのオチ含めて、人物のこういう心理の描き方はいいなぁ。

超限探偵Σ、これはいくらなんでも内容バカすぎだろwwwもちろんイイ意味でだが。
ノリが完全にギャグだよな。てかネタは違くてもどっかであるよこんなテンポのギャグ。

脳喰い、なんども目にしてきたネタではあるが、やっぱこういう仮想世界物はツボだなぁ…。
とりあえず俺もこんなふうに色々と物思いにふけりたいから、脳の結合を切実に希望。

空からの風が止む時、王道SF。これはもう世界設定が全てでしょう。板状大地重力反転でもうwktk

刻印、ちょっと待てあとがき、これは恋愛ではないだろ!超絶なギャグホラーだってwww
トイレに2m超の蚊がいるってだけでもシュールなのに、なんでラブラブになって子供産んでんのwww
時間物だけどそんなのどうでもいいね。マジで書いてることバカすぎるw

未公開実験、ネタとしてはありきすぎるが、4人の独特奇妙な問答には不思議と引き込まれてしまう。

予め決定されている明日、まーたおバカな世界設定。そろばんで頑張っているのがシュールすぎww

ほぼ短編全ての要ネタが「仮想−現実」物か、時間物であり、その扱い方に真新しい印象は受けなかった。
ただその周りを彩る人物や設定が、バカっぽく或いは奥深く描かれていたのが最大の魅力だろう。
うーん、前回読んだ玩具・酔歩とは違って、またイイ意味で裏切られたなぁ。


  座敷童にできるコト
1巻
未麟の男勝りなキャラクターは愛着持てるんだが、それ以外はダメね。
電波3人の寒さもそうだが、主人公がどことなくキモい。切れ者キャラ出してるつもりなんだろうけど全然カッコよくない。
てか七飯氏、処女作ルカ同様に家族ネタ使っているのはちょっと。下手だし。



  ”文学少女”シリーズ
”文学少女”と死にたがりの道化
恥の多い生涯を送ってきました。
うーん、結構評判いいみたいだけどねぇ、近代文学引っ張ってきて話書いてるのが、俺には寒い。
キャラはいいし、展開も悪くはないと思うんだが。


  お留守バンシー
1巻
お留守番ドタバタ。第12回電撃の大賞作品。
楽しい。キャラクターがどこか抜けてたり、足りなかったり、とにかくまあ魅力的。
イヒヒ魔女に変態デュラハン、ヘタレガーゴイルに淑女サキュバス、ボト腕ゾンビにエロジジイ。

でもやっぱり一番は主人公のアリア。よく考えればただの家事に厳しい女の子ってでしかなんだけどなー。
特にルイラムとのやりとりは笑ったw 「だがな、アリア。乳房とはおそかれはやかれ誰かに吸われるものなのだよ」

これからどんどん留守番要員が増えていったりするんだろうか?w 次にも期待。


2巻
相変わらずのドタバタ。やや面白さが目減りした気もするがこんなもんか。



  人獣細工

人獣細工、人とブタのハイブリットな話。ストーリーはないし、気持ち悪さも中途半端だなぁ。

吸血狩り、これって勘違いオチか。の割にはお姉ちゃんの挙動が不気味すぎる…。

、本の内容が気味悪ぃな。なんだかんだ言って本編と絡んでる。
狂い方が最狂。ダンスのシーンは読んでいるだけで目に浮かぶように鮮烈。
そしてコンパスを指切断面にブッ刺して、「指やー!今日から、これが私の指やー!」 ww
ラストがハッピーぽかったのはちょっと驚きというか、拍子抜け。



  七人の武器屋
1巻
うわぁ…平凡すぎる。ないだろこれは。



  紅牙のルビーウルフ
1巻
富士見ファンタジアの王道ファンタジー。
キャラも展開も途中までは良かったんだが、腕っぷし野性キャラのルビーウルフが智謀働かせるのは違うだろ。
あとなんでも「匂い」で片付けるのもどうかと。英雄に憧れる匂いてなんだよ。



  滅びのマヤウェル
1巻
老成ロリの完成度が凄い。可愛い通り越して哀れ。
子供の幼さに老成口調が加わることで、ここまで切なさ爆発とは。震撼、驚異的。ホント萌えさせてもらった。

サブヒロインもすげぇ。何このデレっぷり。ここまで思い切ったのも中々ない。
切り札召喚シーンはたまんなかった。これで敵なんだからそりゃもう熱くなるってものよ。
でも、耐えられる。私、倉持くんが好きだから。  「く、じ、らぁぁーーーーーーーーっっ!」

本質が偽りでも〜な仮面をテーマにした内容も上手かった。素晴らしい作品。
…ってなんか2巻で打ち切られてるー!_| ̄|○ しかも既に4巻まで書きあがっていたとか…著者切なすぎ。