まよっぷ 〜だめぽ人間の独り言〜



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アズラエル 闘神都市2 Prismaticallization 鬼哭街 闇の血族
Paradise Lost ひぐらしのなく頃に解 CANNONBALL 魔王と踊れ! planetarian




04.11/16〜11/19   アズラエル
04年11月16日(火)
アズラエル始めた。ひとまず死神がカッコイイ。
ただなんか浅そうな感じだな。所詮は大して評判にはなっていないゲームということだろうか。
まあつまらなくはないからな、全部読むかな。


04年11月17日(水)
明日にはアズラエル終わるな。やっぱエロゲの感想は一通り全部やってから書いたほうがいいかな…
ああ、全部やらないとダメなのはそうしよう、良い例は…月姫? いや、銀色かな。
逆に個別終わらせればオッケイてのは…大体のエロゲはこれか。
つか要はルートが一本道かそうじゃないかってことだな…。
アズラエルは前者だな、明らかに。三者三様の死から何か感じ取れるものがあるといいな。


04年11月19日(金)
アズラエル感想。予想通り大して深いものではなかったが
3人それぞれが違った「死の受け止め方」をしていたのは良かった。
受け入れた上で今を生きる者、生に無頓着な者、死を否定し生きあがく者、
この違いを何気ない日常からもうまく描写できていた、今思えばだけど。

あと二番目の、死にゆく者に生の喜びを教える、ってのはすごいジレンマだな。
果たしてその人にとってどちらが幸せなんだろうな…。

このゲーム、最初は天使アズラエル(死神)が正義で、悪魔リリスが悪って感じがするが
最後までやるとそうとも言えないな。
リリス達悪魔は既に何でも神(運命)によって決定付けられている世界を嫌い変えようとしたんだろうな。
それに対してアズラエルはそんなことには一切疑問を持たずにただ忠実に死を見守ってるように見える…が、
「自分は神の奴隷だ、鎖で縛られてる。」「私も運命が変わりいずみが死なないことを期待したが…。」
「自分は〜しかできない、〜するだけだ。」という台詞からそうでないことが読み取れるような。

こう書いてみると、この世界においての天使、悪魔はそれぞれ、
死(運命)に対する諦め・諦観と反発・抗いを表してるんじゃないかな。
主人公はだんだんと前者になりつつあったが、いずみのことになると後者に転んだ。
そして最後の選択肢で、また前者か後者の分岐があると。
ちなみに自己犠牲エンドはこの中間に位置してるのかな、無理矢理かもしれないけどそう考えるとなかなかウマイな。



04.11/21〜11/25   闘神都市2
04年11月21日(日)
闘神都市2、ストーリーが良いとか巷で言われてるからてっきりノベルかと思ってた、
もしくはアンビバレンツみたいな探索形式かと。
まだ1回戦目の敵を倒しただけだがやっぱアリスだな、って感じのゲーム。
にしてもこの頃からきゃんきゃんとかマジスコとかいたんだな…アリスの伝統に驚愕。
多分今の調子で淡々とダンジョンこなし、淡々とLV上げてくんだろうな。それがアリスゲー。


04年11月23日(火)
闘神2、魔法戦士にクラスチェンジ!これで幅が広がりますな。
カラーの死ぬシーンが。・゚・(ノД`)ものだと聞いてたが、所詮こんなもんか…。
コンシューマでは泣けるのに何でエロゲでは泣けないんだろうな…不思議。


04年11月24日(水)
もう飽きてきたな…とっととクリアしてしまおうという気持ちが強い。
でもここ2,3日ゲームは闘神2しかやってないんだよな、東方はすっかりお留守になってる。
ということはハマってるということなんだろうか…でも面白くないしな。
ゲーム自体がサクサク進んじゃうからかな。もうレベル30だし。
行き着くところは「所詮アリスゲー」だな…てかオレは音楽に期待してやってる面もあるんだが
闘神2はあんま曲良くないな…作曲はshade氏みたいだかカッコよさが足りんよな。
まだ若かりし頃の作品ということだろうか。
まあタケポンの闘神2アレンジが理解できるだけでも儲けもんかな…アレンジなかったら意味ないけど。


04年11月25日(木)
久しぶりに時間を無駄にしたという後悔の念にかられた。
最初やってつまんなかったからその時点でやめるべきだったんだな。
にしてもあんな作業にも劣るようなゲーム、なんで人気あるんだろうな…、
ErogameScapeでもやたら高評価だし。てかこいつらなんでこんなマンセーしてんだ…ワケワカンネ。
確かに闘神になってからの話は中々のものだったが、
戦闘は単調だし、ダンジョンはつまらなすぎだし、絵は汚いし(まあこれは仕方ない)、
そして何より音楽がヒットしないし。

ただ凄く悔しいんだよね、わざわざここまで時間かけてやったのに途中で投げるっていうのは。
例えるとオレの教職科目みたいなもんだ…でも概論落としたときでもそんな悔しくなかったっけ。
まあこれでアリス投げ3つ目だ。やはり最初にやった「夜が来る!」が俺の中で一番の名作だな。
音楽・キャラクター・名台詞・演出、今でも俺の心の中に深く残ってるぜ。シナリオはうる覚えだけど。

やべぇ…夜来るいろいろ見直してたらまたやりたくなってきた…。



04.12/2〜12/9   Prismaticallization
04年12月2日(木)
プリズマティカリゼーションって読むらしい。
辞書調べたがプリズムが元の造語か?ググるのはネタバレが怖くてできない。
システムはANOSシリーズとなんとも似てる。しかも攻略難易度はANOS3並…OTL

しかしこのゲームの最大の魅力は主人公だな。
終の空の主人公:水上行人のような哲学的な思考を持ち、しかもそれがイキすぎてると来た。
なんでも自身の考えを適用し、ギャグのようになっているところは面白い。
また行人のような完成された人間ではなく、弱さを内包しているあたりもかなりグッド。
ただいま54ループ目。終わったら感想書こ。


04年12月3日(金)
ムズい…ANOSと違って攻略法に見当が付かない。しかもさよりENDだけじゃ全然意味分からんし。
てかまさか個別ENDがあるなんて思わなかったよ、てっきり書淫のような一本道かと。
最初、さよりENDでコンプしたのかと思っちゃったし。サイト回ってネタバレ未遂だったぜ。
まあアレで終わられちゃ困るわな、まだ疑問点がまるで解消されてないし
眼鏡男全般、ループの仕組み、親父、明美との関係、etc…とあげればキリがない。
ひとまず2プレイ目は前回の経験を生かして効率良くループしよう。


04年12月4日(土)
Prismaticallizationはいまだに謎が残ってる。考察サイト巡回して考えをまとめたい。
ひとまず名言は「……お兄ちゃん……また、痛いことしてください……」(*´д`*)ハァハァ


04年12月8日(水)
なるほどやはり2ちゃんの人間は良い考察をする。
マイナーなせいか、セカイ構造やゲーム内の事象の解説を語ってるところが見つからない…
メタについてやたら熱く語ってる所ならあるんだがな。
forceやANOSとはまた違ったテーマを扱ってて良いな。強いて言えば2ndLoveに似てなくもないかな。
感想はスレ全部読んで明日書くことにしよう。


04年12月9日(木)
ループ発生・崩壊の原因、循環世界の構造がはっきりとしない。
そのために0日目の澄香達との交わりなんかはいまだに理解できん。
また親父は何をどこまで知り関わっているのか、ってのも謎。
重要人物っぽさは醸し出ているがどう重要なのか分からない。
みゆ、さよりシナリオのためだけの人物というわけでは…ないよな?
他にも靄がかかったような部分が盛り沢山…。

いや、一応理解できている部分もあるんだよ、でもそれを思考すると大抵矛盾にぶつかる。
タイムパラドックスという矛盾に。
てかそれを飲み込んでのゲームなのだろうか?そうだったらズルいな。腐り姫を思い出すよ。

まあね、そんな世界構造がどうとかいうのがメインテーマでないというのは分かってますよ。
そんなのばっかにこだわってたらever17みたいなカラッポなゲームに成り下がるだけだからな。

「ようやく気付いた。ただ単に、自分で踏み出せば良かったんだ。それだけのことだったのさ。」
この言葉に集約されてると思う。
自身を嫌悪しつつもその状態から抜け出せない。そんな主人公が周囲の人間を通して生き方を見出す。
これは2ndLoveやCROSS†CHANNELに似たものを感じるな。

そしてやはり無駄に哲学チックな主人公の性格をはずしてこのゲームは語れない。
ある所では考えさせられ、ある所では感銘を受け、ある所では笑わせてくれる。
世界に対する認識、樹の傷の解釈、みゆとのやりとり、どれも最高に良かった。

書淫を越えはしないがこのゲームに出会えてよかった。



04.12/11〜12/12   鬼哭街
04年12月11日(土)
「貴様がそう言うなら是非もない」
「貴様の自慢の『鷹爪功』、5手までは見逃してやる。俺が攻めるのはそれからだ」
………燃え死にました。

うおおー鬼哭街カッコイイ〜!!主人公とテキストがイカス。
ただ次々と敵を倒していくだけの何の起伏もないストーリーだが
渋すぎるキャラクター達と虚淵玄(うろぶちげん)の黒く熱い文章表現が不満点を払拭してくれる。
ただいまハッカーの呉を倒したところ。残す敵はあと二人だ。


04年12月12日(日)
ひとまず鬼哭街が終わって最初に思ったこと ( ゚Д゚).。oO(エヴァ?)
もちろん途中のハードボイルドな展開は似ても似つかないんだが、
ラスト締めの、ひとつになろう、って流れが。
別に否定してるわけじゃないんだけどね、真っ先に思いついてしまっただけのこと。
そもそもひとつになる理由が違うしな、鬼哭街は単に永遠に2人でいたいというだけのこと。
かたやエヴァは(俺解釈で)人と人は解り合えないという理由からだし。

あと腐り姫にも似てなくもないかな?妹の兄への異常な執着ぶりとかw
タオロー、ホージュン、ルイリーのような三角関係もどっかで聞いたような感じだな。
ってなんかと同じ所ばっか探してもしょうがないぞ…

ヴェドでも分かってたことだが虚淵玄と中央東口のコンビは最強。
立ち絵にしろイベント絵にしろどれもカッコ良すぎだし、そこに渋いテキストが重なると言うこと無しです。

ひとまず現発売中の虚淵ゲーは全部やったな。不等号をつけると…
沙耶の唄>>ヴェドゴニア>鬼哭街≧ファントム ってところでしょうか。

…にしてもひどくドラマCDはストーリーは違うな、ホントに虚淵が書いたのか?
ただ声優は激しく豪華だということは分かった、マジ豪華だぞこれ…。



04.12/26〜1/5   闇の血族
04年12月26日(日)
PCEエミュの使用に際してちょっと手間取ったが、なんとか出来るまでにはなった。
終わったら感想書くが…これ微妙だぞ、シナリオにしろ音楽にしろ…。
レトロゲー独特の臨場感は評価できるがな。まあちゃっちゃと終わらせよう。


05年1月5日(火)
闇の血族終わった、ってか正確に言うとラスト付近で進めなくなった。
まあボスは倒したし、あとはエピローグ的な話だろうから見なくてもいいでしょ。
感想としては、ストーリーはクソつまんない。まあ古いものだからこんなもんか。
絵は綺麗だなあって感じた、画質的にも作画的にも。
主目的だったBGMもなるほどイイ感じ。まあ中の上ってぐらいでしかないけど。
予想外に良かったのが声優陣、あんま分からんが、よく聞く声が3人ぐらいいた。
特にベリーメロン、もといロイエンタールの中の人が気合入りまくっててナイス。
てかこのゲームフルボイスなんだよな、何気に凄い。



05.1/19〜2/10   Paradise Lost
05年1月19日(水)
ノベルなら「闇の血族」から2週間ぶり、エロゲなら「鬼哭街」から5週間超ぶりですな。
ニトロほどではないにしろ中々にテキストはギトギトしてますし、
一旦戦闘が終わると今度は日常パートのやり取りが結構笑える。
いやあ、やっぱこれでこそエロゲだよなぁ、面白いよ。
ただ絵師が作品と合ってないかな、って思った。
あの柔らかい絵は廃退都市アドベンチャーな話には不釣合いなような…。まあ女の子キャラは可愛いからいいけどね。


05年1月20日(木)
パラロス、ルネッサンス山田キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
なんだよその自然すぎる(ちょっと早口な)口調(*´д`*)、カッコよすぎだぜ!


05年2月1日(火)
やべぇ…予想を遥かに超えて面白い。最初は神話とかを適当に織り交ぜたバトル物なのかなぁと思っていたが
"外"の人間(マスター)、ソドムのトップ3、ライル、ナハト、ノウ、ジューダス、執行者と
それぞれ異なる立場の思惑が絡み合って描かれていくストーリーは圧巻の一言。
場面描写も大変緊迫感があり、何度も呆けて見入ってしまった。

中でもノウとソフィアの抱き合うシーンは感涙もの。
普段こういうのには大した反応も示さないだけに、俺がどれだけこのゲームに入れ込んでるかということが察せるわな。


05年2月5日(土)
今日でだいたい3章丸々読んでしまった、それくらいに面白い。
結局ノウはガキのままだったということが痛烈だった、まだ生きてるっぽいんで後の話に期待。
魔刃、魔群、魔鏡、加えて執行者の四つ巴は熱かった、こいつら詠唱しまくり。
この4人とマスターがパラロスにおける最上レベルのキャラだろうな。

神話はあんま分からんので無視するとして、あとの気になる謎はロト関連の話とマスターの真意といったところか。
まあ一番興味があるのはソフィアとノウの今後の流れだが。
この二人はパラロスの世界においては決して主役じゃないんだよな、世界に翻弄されているに過ぎない。
その結末に二人は何を得るのか…? だめだ、もう感情移入しまくり。


>05年2月6日(日)
思いのほかアストが萌える、無感情キャラの感情的なシーンはグッと来るね。
しかもこのキャラの声優である西田こむぎが巧いのなんのって。焦っている感じなんか物凄く良く表現できてる。
その台詞に込められているであろう感情がありありと伝わってくるよ、もう最上級レベル。

もちルネッサンスのカッコ良さも健在、死に際の台詞イカすっ!
リルEND見て思ったことだが、ジューダスはマスター並に人の感情や事象の流れを読み取ってる。
一見飄々とした遊び人的キャラだが、本人も言う通り中々に奥ゆかしく第三の主人公という当たりにも頷けるわ。

明日には全ENDは…見れないかな、さりげに長いからな。


>05年2月9日(水)
やっと終わったぁ…、EDは全部で6個あるものの、ストーリー的には2種に大別されるな。
1つはサタナイルという存在の死によるツォアルエンド、もう1つは万魔殿崩壊による世界継続エンド。
俺的には前者のほうが好みかなぁ、シンを全て清算するっていうセコイ流れではあるが
本来の世界が汚すぎただけにあの平和な世界には惹かれる。
全てを見通したようなジューダス、相変わらず冷たいリリス、無愛想なライル、ベタラブ兄妹らを見れるのは嬉しい。


まあまとめとして心に残った名シーンをいくつか。
ジューダス「まだ、やり残したことがあるんだよ。それが済むまで、俺は俺のままでいたい」
凄い…こんな格好良いキャラが今までどれだけいただろうか?
感情を持たないがゆえに狂気に走った男、その真意はただ人間らしく在りたかったというだけ。
喋る言葉全てが名言だった。ルネッサンス目的でこのゲームをやったのは間違いではなかったぜ。

ソフィア「だから兄さん、約束して。忘れないで。絶対、何があってもわたしを独りにしないって」
この一連のシーンは感動しっぱなしだったんだが、あえて台詞を選ぶとしたらこれか。
後のシーンに響いてくることが分かるだけに、ビシビシと心に来た。
この誓いを拠り所に2人は再会を祈っていると思うと胸が痛くなるわ。

アスタ「貴方などに、いったい私の何が分かる!? 何も知らないくせに。知ろうともしなかったくせに」
アスタ萌え。不器用娘はいつの時代でも最高です。

ライル「俺に、お前を殺すことなんてできない」…どうも俺は、何をやってもこいつを泣かせてしまう性分らしい。
たとえ男だろうと不器用なのはイイ。戦闘もカッコイイが、ラブシーンでもやたらイカしてたよ。

良い作品でした。


05年2月10日(木)
いやあ、爆笑させてもらった。巣作りドラゴンといい、白詰草話といい、腐り姫といい、
何でこうもアナザーストーリーは面白いのか。

ソフィアがすげー腹黒キャラになってるよ…しかも地味地味言われまくってるし。
MMRネタは凄かった、眼鏡をアレほどまでに真面目に語ったものは稀だろう。
だが一番ウケたのはバレンタインか、キャラが全体的に壊れてて素敵。



05.2/24〜2/25   ひぐらしのなく頃に解 -目明し編-
05年2月24日(木)
やっと終わったぁ、解とか言うわりに未だに解けてない謎か大量にあるんだが、ひとまず感想をば。

魅音=鬼ルートの謎が解明したわけだが、まあ当然予測はしてなかった。ただそこまで驚くようなものでもなかったかな。
今回の話は所々にグロい場面があり、かなり気分が悪かった。
作品全体を盛り上げるために必要なことなのかもしれないが、俺にとってあういう描写は不愉快の対象でしかない。

ただこの話全体に、一貫したテーマが根付いていたのは大変良かった。
心の中のヒトを守ること殺すこと、というのを詩音を視点にこちらが気付かないうちに語られて、
ただの謎解きで終わらなかったのは素晴らしい。
圭一の固有結界なハッチャケぷりといい、効果音や絵の悪さといい、同人臭さ爆発だったが
この点においては良い意味で期待を裏切ってくれた。

あとスタッフルーム読んで、サイト回って、残った謎を払拭したい。


05年2月25日(金)
なんだ…って言っても全部の謎が解けるわけじゃないのね…。
こんなことなら全作出きってからプレイしたほうが良かったような希ガス。



05.2/27〜3/3   CANNONBALL〜ねこねこマシン猛レース!〜
05年2月27日(日)
やべぇー、予想通りにおもしれー。どのキャラも個性が生きてて最高。
ギャラハッド、ブッチ、マドロス、ヴィンチェンツォと出てくる男キャラは全員カッコ良すぎ。
女キャラはメインヒロインのフォクシィの萌えっぷりも然ることながら、
あさいらむの超ツボキャラである外見ロリの年齢ババァな姫様系キャラ・魔女メルクリウスの存在はデカい。
序盤から弱いところを小出しにしているあたりも好感触。悔やまれるは攻略キャラではないということか。

ちょっとレース中の選択肢がウザいのと情景描写が足りないのが不満点ではあるが、
この面白さを保ったまま進んでもらいたいな。


05年3月2日(水)
余りにもレースパートがダルすぎる…例えるならOnly You〜リ・クルス〜ヴェドゴニアの戦闘のようなツマらなさ。
これに限らずエロゲってこういう無駄が多いな。
どーせコンシューマには敵いっこないんだから、そういうのは切り捨てて欲しいんだがね…。
俺としては鬼哭街のような一本道ノベルで十分だよ、エロゲにゲーム性は求めていない。
どうせやるならアリス作品(の一部)やANOSシリーズのようなしっかりしたものを築いてくれ。

でもストーリーはいいね。中盤はマンネリだったが後半にかけてはかなり評価できそう。
また声優ネタになるがブッチの声が渋いぜ。


05年3月3日(木)
総評するとキャラゲーとして見るとかなり良かったゲームかと。
キャノンボールという大きな流れを基盤に登場人物のエピソードが盛り込まれていているわけだ。
どのキャラも個性が良く出ていたが、特に印象が強かった面子の名言を。

まずはブッチ。走ることに全てを賭けた男ってのがカッコ良すぎた。
「走れ、フィリオ。親父のことが知りたいなら── 俺を追い抜いてみせろ!」

ティコ。パラロスでもそうだったが、こういう人形キャラには弱いなぁ。
「フィリオさん……私は、命令者を、失いました。」

ギャラハッド。中途半端な無神論者。何がしたいのか良く分からなかったがカッコイイので良し。
「我が剣は── 全ての盾を── 斬るっ!」

マドロス。初っ端で死んだ哀れな親父キャラ。ルネッサンスが声やってるだけあってキャラ立ってた。
「それが、俺たちクラウンであり キャノンボールなんだ!」

魔王とヒッグス。魔王はアークと融合してしまった、実は劇中で一番悲惨なキャラ。
殺意という強い感情でしか自我を保つことが出来ず、その感情でさえもアークが作り出す偽物でしかない。
そしてヒッグスは魔王を必死で繋ぎとめようとする。おそらく彼女だけが魔王のことを理解できていたのだろう。
「……フォォックス バァァッド。」
「魔王には、なんにも、ないんだっ!」



05.4/29〜4/29   魔王と踊れ!
05年4月29日(金)
インストしたが、評判の悪さと、出だしのつまらなさで即終了。エロシーンを軽く見流してアンインスト。
hosplugが音楽を手がけているということだったが、それもあまり大したものには感じなかったな…残念。



05.5/24〜5/24   planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜
05年5月24日(火)
久しぶりのエロゲ(エロじゃないからノベルゲーか?)となったこの作品。
亜流ではあるがこれが俺が初めてやった鍵ゲーとなった。
プレイ時間は3時間強。総評としてはかなり面白かったかと。

シナリオに関してはまず世界観がイイ、これが一番ポイント高いかも。
戦争によって荒廃してまった世界というありきな設定だが、こういうのは俺が好きなので。
夢も希望もないっていう絶望っぷりが良いんだよな、その要素だけで物語にどっぷり浸ることが出来る。

ヒロインがロボットなわけだが、こいつがしっかりロボロボしているあたりは好印象。
こういうゲームって奇跡が起きてどうたらとかいう展開多いからね…そういうのがなくてホント良かった。

プレイ時間は書いた通りかなり短かいわけだが、かといって物足りないというわけではなく
無駄がなく、丁度良いという感じ。むしろ他のエロゲはこれを見習って下らん日常パート切れみたいな(特にAirとか)。

テーマは「人間とロボットの関係」ってところだろうか。
かなり既出ネタではあるが、ゆめみという純粋無垢なロボットを通して描かれるこれには新鮮味があって面白かった。
泣きづらいあさいらむではあるが、途中途中でぐっと来るシーンもあり、泣きゲーとしても評価できるかと。
特にプラネタリウム投影のシーンは胸が締め付けられた。

にしてもエロ嫌いとか言っておきながら、ないならないでちょっと寂しいわな…ゆめみも中々萌えたし。
そういや主人公の名前は結局最後まで語られることはなかったな…さりげに初めてだぜ。