まよっぷ 〜だめぽ人間の独り言〜



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ラキア ボクのセカイをまもるヒト ドゥームズデイ・ブック 世界の中心、針山さん ルカ―楽園の囚われ人たち
吸血鬼のおしごと Astral 灰色のアイリス ゆらゆらと揺れる海の彼方 我が家のお稲荷さま。




  ラキア
1巻
期間限定のリピート世界に巻き込まれた少年少女の物語。
章ごとに登場人物の違う短編集的構成なわけだが、
ループの設定や黒衣の少女ラキアの登場には共通しているものがあり、
それら謎が章を進めるごとに少しずつ明らかに、というより垣間見えていく展開がイイ。

表現に弱い印象はあるものの、「成長・変化」というテーマを全章描き出していることも気に入った。
そうだよ、ただぐるぐる時間巡りゃいいってもんじゃないんだよ。
ループという名の停滞、そこから一歩踏み出そうとする人の姿がたまらなく胸に来るんだよな。

とか言っておきながら一番良かったのは第4章。久しぶりに目覚めたね、姉属性に。三尾さん…(*´Д`*)


2巻
元々ループ物ってことでひいき目で見ていたわけだが、話それ自体がつまらないなぁ。
少しずつ明かされるループ設定やラキアの背景も、フタを開けてみれば大して面白くない。ハリボテ。
期待していた三尾さんも今回は活躍も微妙だし。うーむ、保留。



  ボクのセカイをまもるヒト
1巻
谷川流氏の能力バトル物、と言っても問題ないでしょう。
うーん、どうなんだろーなー。まだ序盤なので今後いろんな展望があるんだろうが、
燃えや頭のいい展開ってのは今のところ期待できないなぁ…。

やっぱり世界設定キャラで押していく感じだろうか。
前者は1巻だけでは大したものでもないけど、ルイズみたいにジワジワ来る例もあるからなぁ。
後者は既に上々の出来。テンプレ的な部分は否めないが、ユニシフ(またかww)の絵師の力もあって魅力的だよ。
特に先生の挿絵は良かった。「はー…」じゃねえってw


2巻
著者の陳腐なメタ語りがウザすぎる。これ見よがしな伏線にもいい加減ムカついてきた。
設定で匂わせておきながら話がつまんないってのは、まあ谷川氏らしいといえばらしいか。



  ドゥームズデイ・ブック
ドゥームズデイ・ブック
同じ本だとか1人騒いどきながらさっくり読み捨てる俺。
いや待てこう考えるんだ。単に読むのを後回しにしただけだと。

一部の一般小説はどうしてこうもクドクドとかったるい進み方をするのかね。
内容自体と邦訳、二つの読みづらさで、中盤やっと盛り上がってきても既に読む気消沈。
170ページあたりまでよく読んだと思う。
そういやこの本、オックスフォードが舞台でなんか偶然を感じた。



  世界の中心、針山さん
1巻
相変わらずキャラ沢山出してごちゃごちゃやってる、いつも通りの成田良悟作品。
まあこれはキャラクター、特に銀島さんのシブさが全てじゃないの。漢だよ、仁義だよ、シビれるよ。
他作品と比べると、各話の絡みが薄いからなぁ…そこらへん構成力の妙を感じることができなくて残念。



  ルカ―楽園の囚われ人たち
ルカ―楽園の囚われ人たち
世界崩壊系。この世界設定だけでかなり稼いでいる気もする。
主人公(視点)が敵役であるのが新鮮だったなぁ、途中までそれが不明瞭であるから尚更。
人間同士の向き合いというテーマを盛り込んでいたのは好きだったなぁ。



  吸血鬼のおしごと
1巻
キャラの個性とそれに伴うギャグが非常に気に入った!いやあ、所々声に出して笑っちゃったぜw
中でもレレナが最高。浮き沈みの激しい性格を追いかけるだけで楽しすぎ。
加えて本筋であるシリアスなストーリーも「化け物」の苦悩を中心に描かれていている部分が読み応えあった。


2巻
シリアス面がハイクオリティ。ここまでグサッときたのも久しぶり。
特に姉妹の関係は痛々しかった…。姉以外を排除しようとする妹の姿には、恐怖と憐憫を強く感じるよ…。

主人公がダークすぎ。善良な女の子前に姉妹丼て…普段の優しさは見る影なし。
その急激な変化が、作品において無理なく違和感なく表現されているのが素晴らしいなぁ。
無感情に垣間見える苦悩がまたイイ!やっぱ化け物ネタはこうでなくっちゃな。


3巻
暗い…暗いよ…暗すぎてダメだよこれは……。
もうダウンな展開的に死んじゃったかと思ったよ。てか母親のことはアレで解決でいいのかよ。
ああ…1巻の笑える展開はいずこへ。
密林によると全7巻で今後ほのぼの色は消えうせ、ダークっぷりが加速していくとか…。保留かな。



  Astral
1巻
平凡な幽霊話、という印象。
挿絵のともぞ氏が大槍さんに似てるなぁ思って調べたら、エスクードの挿絵やってるのかよ!全然違うじゃん!
はぁ…こんなに絵って変わるもんなのね。



  灰色のアイリス
1巻
なんかすげぇだらだら。俺を楽しませようとする気概が感じ取れない。
著者これ書いた当時は18歳の新人作家言われてたみたいで、それでちょっと名前調べてみたら護の人だ…。



  ゆらゆらと揺れる海の彼方
1巻
戦記物だあね。戦術性の欠片も感じられず、何が面白いのか。
あとキャラに魅力がない。というか好かない。



  我が家のお稲荷さま。
1巻
ギャグの質が高い!種類も豊富、表現力もある。この面白さが作品を大きく支えているな。
ギャグに後押しされてキャラもイイ。コウのボケがまたいいんだこれが。チャンチャンコwwww
佐倉なんか結構テンプレなのに、心理・情景描写で恐ろしく魅力的になっちゃう。驚異。

ラスト、お母さんと透の会合はやられたね。コンプレックスネタ敷いていたおかげでグッと来てしまうわ。
ストーリーを改めて追ってみると実に地味な内容なのに、まるで飽きを感じなかったなぁ。

いやあ、とても新人とは思えないね。それほどに上手いというか、俺とマッチするというか。
今頃こんな作品にめぐり合うんだから、どうしょーもないぜ。見逃したくないもんだな。


2巻
質衰えることなし。今回は特に反復表現を使ったネタが笑えたw それでいて拙さを全く感じさせない。
大五郎の溺愛されっぷりとか、なごみまくりな狛犬とか、コウのエロスとか、一生懸命な佐倉とか。
どれもホント面白いなぁ…。ストーリーも前巻に比べれば多少の工夫はあったかな。まあそもそも小さいことなんだけど。


3巻
ストーリーはなんとも中途半端な部分で終わってしまっているが、キャラが楽しいからねぇ。
ただ1、2巻のネタの焼き回しがチラホラと。ここらへんもう少し頑張って欲しい。
次巻に向けて色々伏線張られているが、俺としては佐倉のライバル?な宮部によって引き起こされるイザコザに期待。


4巻
いつも通りだねぇ。胸のガッカリとか佐倉のリアクションとか楽しいなぁ。
それでいて、透の強さを表現した部分はカッコいいし。いいねぇ。話はそんなに大したことないかな。


5巻
佐倉が!佐倉が活躍した!!…ような気がする。頑張れ佐倉、負けるな佐倉、萌えるぞ佐倉。
いつも昇のことを目で追って、ライバル出現にあくせくして、おんぶしてもらってニマニマで。
いやあ、やっぱ恋する少女ってのはいいですね。なんか久しぶりに見た気がするよ、こんな「一途」を体現したような娘。

ストーリはやっぱり大したことないんだけど、キャラクターがウマいよなぁ。
今回は挿絵も調子良かった。コウの耳掻き((((;゜Д゜))) そしてクーのエロさにボクはどうにかなりそうです。