まよっぷ 〜だめぽ人間の独り言〜



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ムシウタ 神栖麗奈シリーズ ばいばいアース ぷいぷい! ラグナロク
煙か土か食い物 戦う司書シリーズ ディバイデット・フロント 流血女神伝 魔術士オーフェン




 ムシウタ
1巻
能力バトル物なんだが、うーん、なんとも微妙だ。
一番ダメなのはテーマかな。自分の居場所どうたらってネタは全然面白くない。
次いでヒロイン2人の性格が気に食わない。
メインのオドオド系はもちろんのこと、サブのツンデレも周りが見えていない自己中な発言しまくっててかなりウザかった。
最後に絵がショボい。これだけでも結構読む気に影響したりする。



 神栖麗奈シリーズ
神栖麗奈は此処にいる
神栖麗奈を巡るオムニバスな展開は中々面白かったわけだが、
オチが今ひとつなのかなぁ、と。途中までミステリっぽく攻めていたんだから、最後にもう少し考える楽しさが欲しかった。



 ばいばいアース
ばいばいアース
というわけで上巻の半分あたりで切り。
独自の世界観には惹かれるものがあったが、ストーリーに曖昧な部分が多く、物語をはっきりと見通せなかった。
またラノベファンタジーの比べると、緻密さは上でも派手さでどうしても劣っているように感じた。
あと、厚いよね。厚さに面白さが比例してないってのも切った要因の一つだな。



 ぷいぷい!
1巻
びっくりした。中盤まで完全にツンデレメイドラブコメのノリだったのに、悪い意味で唐突に剣と魔法のファンタジーに。
アラビアだかソロモンだか知らんけど、設定のくど過ぎる説明でテンポ最悪。出すだけ出してキャラも中途半端。
さすがは夏緑、こちらを萌えイラストでまんまと騙してくれやがるぜ!



 ラグナロク
1巻
スニーカー文庫読んだらいっつも後ろに載ってる大賞受賞作。
話はまあよく出来ていると思うんだけど、どうにも平凡で地味な印象が先行してしまうな。
展開に対してもう少し期待を持って読みたいもんだあね。



 煙か土か食い物
煙か土か食い物
俺のグレイテスト&ブライテストマインド!
何がなくとも文体とそれについてくる形のキャラクター。読んでてなかなかに楽しい。
暴力的で喧嘩腰。そしてこの主人公ほど気持ちよく電話を即切りするヤツを俺は見たことないぜ。

これってミステリでいいのかな、こっちが推理する暇もないけど。こういうのなら大歓迎だよ、俺推理できないし。
二郎の過去ネタが長すぎてウザかったけど、独特過ぎる家族の話としてはどうして面白いじゃないか。
まあその面白さだって主人公のキャラが支えている部分が大きい感じはするけど。



 戦う司書シリーズ
戦う司書と恋する爆弾
これはキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
いやあ、さすがは第4回スーパーダッシュ小説新人賞大賞受賞作と言っておこうか。
」を中心とした深さを感じさせる世界観やキャラクターだけでそこらの作品とは一線を画しているが、
何より素晴らしいのはそのストーリー。
ある1冊の「本」と手にした爆弾人間と千年先を未来を見通すことの出来る姫の、時を隔てた恋の物語。
男は280年前の戦う女に恋をして、女は280年後の戦う男に恋をする。
この設定の使い方がホント絶妙。たまんないよ。
そんでまああっさりと爆弾君は殺しちゃうのね。てっきりずっと主人公なのかとばっか思ってたよ。


戦う司書と雷の愚者
クオリティ劣ることなし。1巻とはまったく違う、それでいて設定を巧みに生かした「」の使い方に驚かされた。
レーリアの笑顔を通じてエンリケとクモラの2人がこうも繋がっていくとは…いや、見事だ。

怪物」の謎に迫る展開も非常に面白かったし、それに伴う魔法特殊能力の設定もツボった。
それと今回はキャラが生きてるね。ノロティの辞職妄想がそれを端的に表しているw
やっぱり最強はハミュッツだろう、主人公なのに何故か毎回裏方で、それなのに誰よりも強烈に残る変人的個性ww


戦う司書と黒蟻の迷宮
1、2巻と比べると驚きはやや劣るものの、また新たな「」の扱い方を示してくれた。よくこうも上手く考える。
せっかく新登場したフィーキーさん即死wwしかも良く考えたらパンツ一丁のままだwwww
もう1人の最強モッカニア。要は物量作戦だよな。弱者信念に基づいてるあたりさすが固有能力。

ハミュッツ、迷宮内なら出す手なしと思ってたのに跳弾かよ!そして相変わらずこの人変態なのよう。
今回ダンチにカッコよかったのはイレイアおばさんだ!時間操作能力凄すぎ!
絶対防御にザ・ワールド、最後は自身を固定だよ!!おばちゃん、完璧すぎよう。


戦う司書と神の石剣
なるほどね、荒木飛呂彦が応援する理由が良く分かった。天国ネタが凄く影響受けてる感じなんだわ。
うーむ、その関連で伏線引きまくってて、話微妙だ。も大した使い方してないし。
改めてマットアラストは強い。2秒予知で弾丸が届き得る距離ならば100%の命中率。シビれるな。


戦う司書と追想の魔女
今回は「」ではなく、敵の象徴である「」が主役。
最後まで引っ張る展開は相変わらず見事。
何の力もないオリビアが最狂ハミュッツを脅かすってのがたまんない。
ラストの攻防は特に素晴らしい。回想とを交えつつも凄まじい緊迫感。

ヴォルケン、シャーロット、レナス、ラスコールなどの周囲数多の要素を味方につけて
自らの運命を切り開いてしまうオリビアの意思。この表現が相当にアツい。
おかげで「愛を取り戻す」なんていうバカ一気味なテーマにもグッっときた。ぬくもりの記憶とかもうヤバすぎるて。

武装司書神溺教団の秘密も垣間見えてきた。
取り戻すために失ってしまった少女がその盤上に菫色の駒として現れる…。
うおー!これから一体どうなっていくんだー!てか主人公誰よw



 ディバイデット・フロント
1巻
少年少女の戦争物。化け物の設定も面白いし、心理描写とかも結構好きなタイプ。
でもまあ、読み続けようって思えるような作品ではないかなぁ。期待感に欠ける感じ。



  流血女神伝
帝国の娘 前編
普通の女の子が瀕死皇子の影武者やって色々頑張る話。
コバルト文庫なので、今風に言うならば逆おとボク。分類的には…貴族物?
流血女神の神話をベースにした世界観は中々のもの。
多数の登場人物とその相関関係や、現在に至るまでの様々な歴史などと良く練られている。

一番の魅力はカリエとエディアルド2人の交流だな。
惚れっぽい猪が従者に本気で恋しちゃうだろう今後を思うとね、たまりませんよ。


帝国の娘 後編
影武者生活が終わっちまったー!ラストにかけてはびっくりするような怒涛の展開の連続。
それでいて強引さや悪い意味での唐突さを一切感じさせないのが凄い。
これから2人で愛の(?)逃避行ですか。まあ別に誰も追っては来ないと思うけど。
まったく読めない今後の展開だが、2人の仲が進展していくのはまず間違いないだろう。そして割り込むサルベーンw


砂漠の覇王1
皇子の影武者から一転、今度は砂漠で奴隷になっちゃいます。
それにしたってこの違和感のなさは凄い。著者のこちらを納得させようとする配慮が伝わってくるね。
キャラクターや展開の面白さで読んでて全く飽きないのだが、終わってみると話はまるで進んでないのね。


砂漠の覇王2
二転三転する展開が面白すぎる。もう全然先が読めないよ。
ここにきてカリエのキャラが非常にいい感じ。やっぱ強い女の子は逆境でこそ輝くね。

砂漠の覇王3
バルアンのおっさんに迫った内容。進み遅いのに話は面白い。
やっぱキャラ立てがいいんだよな。また男装するカリエに笑ったw


砂漠の覇王4
バルアンてめぇ、なんてことしやがるんだー!
底が見えないヤツだとは思ってたが、状況ここまでカオスにして何考えてんだ。
その裏ではちゃっかり暗躍してるサルベーン。毎回「運命」ってのを世界観も合わせて上手く使ってくれるなぁ。

そしてラストでラクリゼがキターー!!!! 怖っ!イラストがすげぇ怖っ!
いやいや、この作品はホント展開で魅せてくれるな。まず飽きることはないぜ。


砂漠の覇王5
あとがきのおさんぽマヤルが衝撃的過ぎて、あんま内容覚えていないw
読んでて面白いんだが、これといった大きなことが起きることもなく単調に進んでいくからなぁ。
まあ王女ってことが明らかになったり、サジェが死んだり、海賊に襲われたりと色々あったりはしたんだが。


砂漠の覇王6
でのらりくらりしてただけで、全然進んでないんだけどね。でも面白いんだよなぁ。
さまざまな人と出会い、多様な経験をしていくカリエの向かう先は何処か。



  魔術士オーフェン
1巻
富士見ファンタジアといえばスレイヤーズオーフェン
っていうイメージが俺の中で勝手にが出来ているくらいの超代表的ファンタジー作品。
実際スレイヤーズは本編の全15巻読んだんだよね、そのせいかオーフェンにも古臭い印象があって今まで避けていた。

魔法、キャラ、世界観、まあどれも想像通りというか、際立ちも凹みもない平凡なもの。
これだけならばつまらなくない程度に面白い、という感じだろうか。
ただストーリーに注目したとき、後半にかけて明かされる真実には驚かされた。
アザリーチャイルドマンの思惑の絡み合いが単純に見えて絶妙。これは非常に上手い。

過去ネタを消化しきった感があるので、少々今後に不安はあるものの、
この巻に関してはかなり楽しませてもらった。


2巻
盛り上がりどころ一切なし。1巻に比べるとなんともつまらんストーリーだ。
まあ2巻だしね、予想はしてたさ。