まよっぷ 〜だめぽ人間の独り言〜



日記ログ
2007年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2006年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2005年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2004年 11月 12月




ログ抜粋
エロゲ   01 02 03  
般ゲ   01 02 03 04 05  
小説   01 02 03 04 05 06 07 08 09 10  
  11 12 13 14 15 16 17 18  
アニメ   01 02  

月と貴女に花束を 灼眼のシャナ 姑獲鳥の夏 Dクラッカーズ 空の境界
ゼロの使い魔 A/Bエクストリーム 9S 悪魔のミカタ デュラララ!!




04.?/??〜12/16   月と貴女に花束を
本編6巻
月花(と略してみたり)本編読み終わって、まあ王道というか普通の話だなってのが感想。
てか戦闘物としてみると反則技が多すぎ、
防御力無視の『天使の鉄槌』とか、『メガザル(死の奇跡)』→『ザオリク(古き月)』の流れとか。
まあ多いこと自体にはさして文句はないんだが、
その反則を話の中で噛み砕けていないというか、こちらが納得できる形にできていないと思った。

所々に過度なグロ描写があるのは好印象。当たり前の作品というイメージを多少なりと変えてくれた。
『クマのぬいぐるみは、少女の血を吸いあげてどす黒く変色していった。』
このシーンなんて一体何を表現したくて書いたのかサパーリ分からない描写だが、グロいからオッケー
…もしかして単に少女の悲しみやら、死の悲惨さを表現してるだけ…?
ああ、あと前半のギャグが何気にツボでした、糖尿病とかマンボウとか。


番外編
本編よりも面白い。随所で予想を良い意味で裏切ってくれた。
邪魔としか思えなかった由花が萌えキャラにまで昇華するとは。
噛ませ犬でしかなかった鷹秋が『こっちは、前じゃないぜ』なんてキメキメな台詞を吐くとは。
そして、そして何より…ここに来て直純以外の新キャラ(ロリ)が出てくるとは!
だ…駄目だ、普段は照れ屋で戦闘時は大人びるなんてそんなギャップ反則だよ!
しかも…ブラウス透け…淡いふくらみ…両手で胸隠し…顔が真っ赤………ぐはぁっっ!!!
安曇タンがアクアウルフで良かったYO〜! 。* ゚ + 。・゚・。・ヽ(*´∀`)ノ



04.?/??〜?/??   灼眼のシャナ
5巻
シャナが他の小説に比べて読むのが遅い要因が分かった。
好きな小説だからじっくり読んでしまうってのもあるんだが
描写がどれも巧みで上手い表現なので、つい一文一文をじっくり噛みしめて読んじゃうんだわ。
それに比べたら月花なんかはサーって流し見るだけで理解できるもんな、てか表現稚拙。
その観点で考えると一番遅く読むであろう小説はイリヤだな、
あの風変わりな表現とこちらにまで伝わってくる心理描写にはただ驚嘆だったよ。

まあつまりは読むのが遅い本は俺にとって好きな物ということだな。
5巻は萌えネタがあまりない悪寒だが、シャナに求めてるのはそれだけじゃないし
楽しまさせてもらいましょう。


5巻その2
じっくり読みまくってたシャナ5巻ついに読破。もうだめだ、面白すぎて発狂しそう。
もう何がいいってキャラが立ちまくり、敵から味方まで魅力ありすぎ、
無愛想メイドに炎に骨にメットに空っぽマントに鎧武者(あとがきより抜粋)、もちろん新旧灼眼も。
何より今回の話は随所に愛に溢れているのが良い、この台詞には萌え死んだ。
「覚えておけ。ここにあるものは、"紅世の王"さえ一撃で虜にする力を生む、
この世で最強の自在法だ。いつか、自分で、見つけろ……」
マジ泣きそうになった、てか泣いた。
過去と現在、そして未来を繋ぐ今回での最高のシーンだと思った。
もはやこの小説は3X3EYESのように俺の中で神格化しつつあるわ。


6巻
シャナ感想、これってまた続き物なのね。
とりあえず悶え死んだ。全盛期のパールバティ様、まではいかないが萌え狂った。
流石だよ、作者は萌えの何たるかを良く理解してる、やっぱり主人公は朴念仁でなくっちゃね!
んでそれでいて話も面白いってんだから圧巻。情景描写が絶妙、本の見開きの使い方も上手い。
まあ次巻にはカムシンの強さっぷりに期待しましょう。


7巻
戦闘モノって見るとそこまで大した物ではなかったが、
シャナ、悠二、吉田の三角関係はなんとも凄いことになってきました。
作者は最初から吉田さんをシャナと対等の位置に立たせる予定だったのね。
最初はここまで強い子だとは思わなかったよ、ただのシャナのヤキモチ製造機だとばっかり。

で今回シャナはそのヤキモチをするだけに留まらず、
悠二に対して抱いた気持ちによって自身が変わってしまうことを恐怖する。
これはフレイムヘイズであるシャナならではの悩みであって、非常に興味をそそられる展開ですな。
この萌えだけに留まらないあたりが876神の凄いところということでしょうか。
前巻の吉田さんがお祭りに誘うまでの描写なんて萌えと燃えの混合してて見事とか言いようがないしな。

次巻はババァもといベルペオル出るみたい。
口調は最高なんだが、多分萌えないだろうな…。あのキャラで弱さがあるわけないもんな


8巻
やべぇ…ラスト付近が怒涛の急展開だぜ!
悠二の"存在の力"拡大、シャナの告白、ヴィルヘルミナの再登場、
『約束の二人』の片割れの出現、"ミステス"坂井悠二の破壊案、銀の召喚(?)、と
もうこっちを期待させるような要素盛り込みすぎっ!次巻が待ち遠しいYO!

シャナはフレイムヘイズではない、少女としての自分を見つけ、それに苦しみながらも決意をする。が
間も無くヴィルヘルミナの言葉によって、その二つの在り方は衝突を迎えてしまう。
この8巻だけだとはっきし言って辛すぎ。何故にシャナがここまで傷つかなければいけないのか。
萌えとか通り越して泣きそうだよ…。
シャナがあそこまで勇気を出すのにどれだけ辛い思いしたのか分かってんのかよコンチクショウ(´Д⊂

そういや新しいフレイムヘイズが出たね、『愁夢の吹き手』ドレル・クーベック。
てかほんの数ページて死んでしまう親父なのにメチャクチャカッコイイんだけど…。
「みんな君のおかげだ、ありがとう。もう、おかえり」。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

あと巻末に制服ヘカテータンキタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!! 
妄想が現実に!てかこれを元に妄想したのかな?鋭い目つきがたまりません(*´д`*)


9巻
9巻読了ー。まさか悠二の親父様が出てくるとは思わなかった、てか最後まで出ないかとばっか。
てか今回の話ではっきりしたな、この世界での最強は悠二の母千草、もはや揺るぎない事実。
ヴィルヘルミナもアラストールもタジタジじゃん、ついでに親父様も。

ラストの悠二はカッケェー!ブルートザオガーがさっそく活躍したな。
子分2人が持とうとしたときは物凄い重さみたいだったけど、
存在の力を流し込めば悠二でも簡単に持ち上げられるのかな。
でもマージョリーが持ち上げたのは単純な筋力だよな、多分…。

「シャナを守ろう、この僕が」 シ、シビれるぜ…
いやあ、これからどんどん強くなる(であろう)悠二が楽しみでしょうがないね。ビバ零時迷子


0巻
ほぼ4ヶ月ぶりに読んだ。番外編+1巻以前のストーリーという内容の0巻。

前者はまあギャグだね、敵から死んだキャラまでごちゃまぜでドタバタな話。
シンデレラの話なんかはキャラそれぞれの立ち位置が結構上手かったんじゃないだろうか。
シャナの義姉がメリヒムとヴィルヘルミナってのがぴったし。継母が天目一個ってのもある意味適役w
先代も含めてほとんどのキャラを登場させていたし中々面白かった。

後者はまだ悠二と出会う前のフレイムヘイズの少女の物語。
これはアニメの感想とも重なるが、この作品はシャナの心情の動きこそが面白い点だと思うわけさ。
だが悠二と会う前となると、動揺も薄いし成長もないしでなんか味気ないなぁ。


10巻
ヤバイね、5巻もそうだったが、先代絡みの話は面白すぎる。
もう今回も愛に溢れまくり、一方通行も一つと数えたら全部で6つもある。
約束の二人』といい、フリアグネやら愛染兄妹といい、よく考えたらそこかしこに恋愛ネタ散りばめてるんだな。
いまさらに気づいたよ、この作品のテーマはだ。

やたらめったらに新キャラが出まくったが、それぞれが生きてて非常に上手くまとめられていた。
特にチェルノボーグのツンデレっぷりが最高。最初のいぢ絵を見たときは無口系男だと勘違いしてしまったのは秘密だ。
生贄にされた”凶怪卵”と、将軍にサックリ殺された”極光の射手”はあまりにも不憫だなw
カールはキャラ的にもカッコよかったんだがなぁ…勿体無い。
小夜啼鳥の正体にはウハー!って感じ。なるほどね、確かに炎は一回も出さなかったしな。

この巻のおかげで今までの巻にも深みが出るね。そのうち改めて読み返すかなぁ。


灼眼のシャナノ全テ
ほとんどが今までのまとめ的な内容でしかないんだが、
2ページにギッシリ埋まった弥七郎氏書き下ろしのキャラ解説とか、
のいぢタソとの対談やと、思ったより中身があった。

特に気に入ったのは"紅世の徒"データベースと、索引・用語集
前者は真名、契約者、使用宝具、炎の色、etc…と覚え切れてないネタをしっかり詰め込んでくれている辺りがGJ。
後者はやたら設定好きなこの作品においては必要不可欠な物かと。
本来はネット上にイイ辞書があってしかるべきなんだがなぁ…。


11巻
悠二が、零時迷子が!彩飄フィレスが!な話。
大半がタラタラと進む学園祭の描写なので、ぶっちゃけ""ネタ以外は大して進展ないな…

ツンデレスレではもはや話題にも上らないほどにツン成分が少ないシャナだが、今巻でほぼゼロに。
悠二が田中一美とデレデレしてるのに欠片も妬かないってのはどういう了見だ!

要は次巻だよ、今巻は下準備って感じだろ。
どうせもう発売してるんだし、とっとと買ってこようかな…


12巻
キタキタキタキタキタ━━(´∀`)・ω・);゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)≧。≦)^◇^)゚з゚)━━!!!!
フィレスが来た!そんでもってフィレスが来た!そ・し・て、””がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

やばい、やばいっすよこの展開は!悠二もとい零時迷子には謎多すぎ。
ここらへんから物語加速しそうだわ。いい加減、三柱臣も出てくる頃合だろうし。

螺旋の風琴は”銀”についてどこまで知ってたんだろう。
零時迷子に絡んでいるってことまではさすがに分かっていなかったと思うんだが…。
もともと”銀”が宝具やミステスの中に隠れる能力を持ってたとかかな?
そもそも徒にもフレイムヘイズにも名前以外知られていないんだから、何かしら特別な性質持ちのはずなんだよな。

にしてもフィレス強いな…相性が良かったとはいえ、シャナだって近代五指の王を倒すほどの力持ってるんだが。
これならヴィルヘルミナが”助けられた”ってことや、伝説として語り継がれているってことも頷ける。

前巻同様、文化祭の描写はいらないな…。
蛇足だろこれ、単なる引き延ばしの役割しか果たしてないって。


S巻
なんか久しぶりに読んだなぁ。
やっぱり人気があるからなんだろうか、0巻から大して経ってもいないのにもう番外編。
マージョリーと魑勢の牽き手、吉田さん誕生日パーティ、チェルノボーグとモレクの3編構成。
今まで明かされていなかった諸々の設定やチェルノボーグのツンデレっぷりなど読んでて楽しいし萌えるのだが、
肝心のストーリーが地味だよね。まあ短編ゆえの限界か。


13巻
をうやむや処理+後日談な内容。うむ、これはよくよく考えると…大して進んでいないのか?
まあでも起承転結の「」に当たるんだろうなってのは良く分かる。伏線がやたら多いのもそのせい…と思っておく。

前半見所はやはり、フレイムヘイズ3人と紅世の王2人のバトルだね。
特にシャナ、マージョリー、ヴィルヘルミナの適材適所な連係プレーが素晴らしい。
それを結構余裕で受け止めちゃうフェコルーヘカテーもすげぇ。
いやあ、ここら息もつかせぬ戦闘パートは最高の燃え分だぜ。さすが876たん、分かっていらっしゃる。
それでまあシャナも悠二ベッタリだよ。終始すごい心配っぷり。可愛くなったもんだ。

後半、シャナの爆弾発言な展開はもちろんだが、
キャラそれぞれを変わりゆくところ含め、非常に丁寧に書いているのが良かったなぁ。
この想いを描いていくのが876たんの本領であり、本作の軸だよな。


14巻
前半はとにかく悠二がカッコよかった!
バリバリに回転する頭で、田中に危機知らせたシーンはシビれすぎて感涙。
怒涛の勢いでザロービ5人を倒していく様に震えた。くっはー!こんな勇姿を悠二が魅せてくれる日が来るとは!!

ところがどっこい二重の罠だよ。前兆なしに茜色の炎と無数の剣が!ゲート・オブ・バビロンだ!!(違
さすが壊刃、早い段階で名前が出てただけあってクソ強い。その強さを構成する設定がまた複雑だが面白い。

そして驚嘆のラスト!ちょっと待ておい!よくよく考えるとラスボスが最強すぎるぞwwww
感情採集、共振、仮想意思総体、とここらの設定は激しくツボ。なるほど、擬似的な蘇生ってわけだ。
いやあ、これはヤバいですよ、面白すぎて死ねますよ。次はいよいよ「」だ!!



05.1/24〜2/17    姑獲鳥の夏 (京極夏彦)
05年1月24日(月)
まだ最初の数十ページしか読んでないけど凄いウンチク。
科学だの宗教だの世界だのとクドクドとウンチクを垂れている。けれどなかなかどうして読みやすい。
こういうのはかなり好きなんだがずっとこの調子は疲れるな…
読みやすいといってもラノベに比べると読書速度は落ちるので、読み終わるまで結構かかりそう。



05年1月31日(月)
姑獲鳥の夏が話も本筋に入り、いよいよ面白くなってきた。
変わった登場人物たちが織り成す物語に期待、というところでしょうか。
TGに小説借りてる手前、とっとと図書館で借りたのは読み終わりたいなぁ。
あ!そういやまだ空の境界にも手をつけてないんだった…


05年2月14日(月)
やべぇー、クライマックスにかけて面白すぎ。
怒涛の勢いで新事実が。真相が楽しみだ、あと50ページぐらい。


05年2月16日(水)
頭脳系ならぬ脳系推理小説だなこれは。推理してはいなかったが、こんなの絶対解らんだろ。
一部無理矢理謎を作ってるなぁとか、京極堂はなんでそんな掴むように状況が解るんだ?とか、突っ込む点はあったがまあ無問題。
傍から見たら奇妙奇天烈摩訶不思議な事件であるが、それをしっかりと矛盾無く解決している辺りは大変頭が良いな、と思った。
もう一回読み返すともっと面白いかもね、てか推理小説ってそういうものか。

謎の素晴らしさも去ることながら、キャラクターに実に味が出ていたね。
個性ある変人たちを良く書き分けられていたと思う。

推理とは関係ないが、最後、妻によって非日常から日常に引き戻されるシーンは最高、こういうの大好き。
そして坂の上で友として見守っていた京極堂も最高。ああ、こういうのいいなぁ…。


05年2月17日(木)
偶然にも、俺が昨日読み終わった姑獲鳥の夏が映画化するらしい。
サイト覗いてみたがキャストが中々( ・∀・)イイ! 中禅寺敦子が田中麗奈とか、菊乃がいしだあゆみなんて、これ以上ない人選だよ。
ただ京極堂は京極夏彦本人がやるのが一番良いな、堤真一だとどうもサッパリしすぎだ。もう少しネットリ感がないと。

"京極堂シリーズ”と呼ばれる全8作の1作目に当たるらしい。こうなると残り7作も読まなきゃって気になるな。
京極はこれがデビュー作で、当時は凄い話題になったとか。
そこまで騒ぐような作品かなぁ?とは正直思う。でも劇場版はやっぱ見てみたいな。
あれかな、Airみたいにごく一部の映画館でしかやらないのかな…だとしたら見るのメンドイな。


05.?/??〜5/31   Dクラッカーズ
05年4月12日(火)
3冊目の途中。正直ビビッた、まさか景と水原がIXCをはめ返してるなんて思いもよらなかった。
水原が裏切ったにしては腑に落ちない部分があるし、
だからと言って「ウィザード=景」の事実を知ってる人間はかなり限られてるし…と悩んでて
やけに景が落ち着いて座っているのを見てハッとしたよ、いやぁ、鳥肌立ったね。
推理?物が好きな人はこういうのすぐ気付くのかね、まあそれはそれでつまらない気もするが。

もうこれは能力とかは二の次だよな、駆け引きとか、飛び交う策略とか、その辺りが秀逸。
あと景と梓の微妙な関係も萌えるね、というか景に萌えるね。腐女子とかが喜びそうなキャラじゃないかな。


05年5月31日(火)
全10巻をついに読了!読み始めてからかなり時間がかかった気がする。
終わってた感想としては、俺にとってのこの作品はやはり、頭のいい戦略、策略、駆け引きがツボかと。
体育館でのハメ返し、地下での甲斐戦、初のIXCとの戦い、とどれもカッコ良すぎた。

また文章でも一部一部でシビれる部分が。特にこの数行は何度も読み返してしまった。
「でも諦めてはいけない。投げ出してしまってはいけない。
考えて、考えて、考えて、考えて。為すべきこと、為せることを為せ。
リベンジだ。
それが、私たちのリーダーである、甲斐氷太のスタイルなんだ。」
このときは茜がもの凄くカッコ良く見えた、鳥肌立ったね。

キャラは…やはり甲斐が一番魅力があったかなぁ。バカだけど切れ者ってのがリーズナブルですな。
逆にボス3人組はまるで好きになれなかった…ウンチクがどうも俺の肌には合わなかったなぁ。

女王の設定はホント上手いと思った。
梓にとっては過去と対面する形になることとか、自然に出来上がる『梓−景−女王』の三角関係とか、
本の内容に合致した世界・人物設定とか。これらにはホント舌を巻いたよ。

そして景と梓の関係は萌える。特にマンションの廊下のシーンはヤバかった。
恋愛ネタになると、景のキャラが引き立ちまくって最高だったね。

最後の締め方にはどうも不満が残ったが、全体としてみると素晴らしい作品だった。



05.6/2〜7/3     空の境界
05年6月2日(木)
さっそく電車で読んでいるわけだが、本厚すぎて持ちづらい…
てかこれ一体読み終わるのに何時間かかるんだろう…立ち読みで読み終わってしまったTGが信じられない。

内容的にはまだ序盤も序盤なんで、なんとも言えんのだが、
ヒロインのが無愛想すぎて主人公(?)の黒桐と恋愛ネタあるのかというのが物凄く心配。


05年7月3日(日)
やっと読み終わった、長かった…。
感想としては、面白かったが月姫ほどではないなぁ…という感じ。
なんつーか、内容に対する興味より、読むことへの疲れが先行するんだよな…
奈須きのこ氏の魅力といえばやはり奥深い世界設定だが、月姫と比べると目劣りしてるように感じた。
まあ目劣りというより種類が違うのかなぁ…、特に忘却録音のウンチクには惹かれるものがなかった。

てか1番残念だったのが、ラスボスである白純先輩が劇中の敵で最弱だということ…
式さえその気なら瞬殺じゃん、精神的にも幼稚だし。ザコすぎ。
しかも死んだと思った式も幹也も結局生きてるし。
思わせぶりな「最後の日でもあったのだ。」のくだりも、ただ片目を失うというだけ。はっきし言って拍子抜け。
普通に荒耶戦で終わらせておいたほうがよっぽど良かった気がする、燈子さんも格好良かったし。

そういやラストで月姫、空の境界通しての(fateはやってない…)史上最強キャラが出たね。
両儀式の「」、根源の渦それ自体。てか簡単に言うと世界そのものだな。
根源の渦に通じる式とか志貴とか、世界がバックボーンにあるアルクとか、世界の修正により不死のシエル先輩とか、
劇中で特に強いこいつらでも目じゃないね、世界だから書き換え可能だし。もうなんでもあり。

それと浅上藤乃の「歪曲」能力は格好良かったなぁ。右回転に左回転、加えて透視能力で遠距離戦ならほぼ最強
荒耶だって式だって視認さえ出来れば一発よ、視認さえ出来ればね…。

そして式には結構萌えた、惜しくらむはエロゲではないのでそこまで恋愛ネタを突き詰めていない感があることか。
エロゲでリニューアル希望。



05.6/2〜?/??    ゼロの使い魔
1巻
2日間、つまり通学の電車2往復で小説1冊を読んでしまった。新記録かも。
実験的な意味も含めとか言ったが、読み始めたらそれどころじゃなくなった。
ヒロインと主人公の関係が主人と下僕って…俺のドツボじゃん…迂闊だった。

世界観はありきたりの設定だが、逆に分かりやすくて良し。ヒロインのルイズは激しく萌えるのでさらに良し。
だが1番評価できるのは、フラグがすぐには立たなかったことだな。(ラストで微妙に立ってるけど…)
最近、でなくても多いんだよねぇ、大した理由付けもなく主人公がホレられるって流れ。ラブひなとかラブひなとか。
エロゲ全般もに言えるよなぁ、もしかしたら俺がエロゲキャラに萌えられないのは、そういう描写不足が一因なのかも。

そういや著者のヤマグチノボルって普通にエロゲのライターなのね。
FrontWingとGROOVERのゲームを結構な本数手掛けてる。有名なのだとアキ学とかグリグリとか。
まあだからと言ってそのエロゲをやろうという流れにはならないけど。


2巻
まだ2巻の途中なのに3巻の萌えシーンを抜粋して読んでまった…激しくモエス
マズいな、なんかすごくハマッてるよ。どうせ一時の衝動なのだろうが買いたくなってきた…


3巻
何かにつけて泣き出すルイズは反則、あれで萌えないわけがない。これはいいツンデレですね。
ハルゲギニアと異世界の関係ネタはかなりツボった。
読者にとっては当たり前のものでも、この世界では異物として描写されるあたりが面白い。
そしてそれを唯一理解しているサイトは色々とカッコいい。
聖地の正体とか、レコン・キスタ側の異邦人(?)とか、虚無とか、先の展開も気になる〜。
早く4巻が借りられることを祈ろう。


4巻
ルイズかわいいよルイズ、てか惚れ薬なんて反則だよエロすぎだよ刺激強すぎだよっ
サイトのバカっぷりにもますます磨きがかかってる…『お待たせっ!』 (*´д`*)パッション!!
さらにタバサもといシャルロットとキュルケが眠りにつくシーンで泣く。
そして王家のみ許された呪文、水と風の六乗のヘクサゴン・スペルに激しく燃える。
萌え、泣き、燃え。もはやこのラノベに死角なし。ありきという点を除けばw


5巻
ラノベツンデレ板のアイドル、ルイズ様が登場の作品も第5巻。
主人公・サイトとルイズの関係はどうにも縮まらないが、(前者は鈍感・勘違い、後者は自分に素直になれない)
付かず離れずの2人の様子を見てるのは相変わらず萌える。
くっそぉ…四六時中サイトを見ているルイズが可愛すぎだなぁ。

今巻で完全にエロ女王・アンリエッタのフラグも立った。そしてルイズが嫉妬した。それだけで満足。
それにしてもアンリエッタは裏切られてばかりじゃないか…かなり可哀想だぞ。


6巻
ううっ…コルベールさん・゚・(つД`)・゚・ 。
ちくせう…6巻の「炎蛇」の話にはモグラ大感動だよぉ。

そして今回は(も)エロ過ぎだっ!!ご褒美が、ご褒美がぁぁぁぁぁぁ!!!!
  _  ∩
( ゚∀゚)彡おさわり!おさわり!一箇所おさわり!
  ⊂彡
たった今、ゼロ使はラノベ一エロいということが決定しました。ばんじゃーい!ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ


7巻
才人に押し倒してほしいルイズが可愛すぎる。
ただ2人の関係がマンネリな流れを醸し出してる気がしなくもない。

始祖の僕って4人もいたのかよ。まだまだ話は続きそうだねぇ。


8巻
えー、なんかもうルイズが大変なことになってます。
毎回そんなこと言ってるような気がするが、今巻はそれに比してもヤバい。というかエロい。
2週間以上部屋に引きこもってサイトの夢を見続けるなんて…いやもう可愛いとかいう次元超えたね。

そして当のサイト本人はエロエルフと胸革命<バストレヴォリューション>ですよw
なにが「自然界の法則を無視した、いけない胸だ」だよこのアホw いやあこれでこそサイトだな。ヤマグチノボルだな。

そんな中、第8巻にして初めて少年漫画的訓練シーンが。
うん、やっぱ強くなっていく主人公ってのはカッコイイな。これから敵も始祖とかゼロの使い魔で激強くなるしな。

今巻最高潮、サモン・サーヴァント詠唱シーン。
いやここはマジヤバい泣ける。サイトのことをどこまでも信じるルイズの想いってのがビシビシきた。
萌えと共にこの燃えがあるのがルイズの真価だな。


9巻
ルイズがおかしくなった。いやいつもおかしいんだけど、さらにさらに変になったw
何その積極的過ぎるアピール。これで萌えるなという方が無理な話だ。


タバサの冒険
短編集としては上々の出来。サイトがいなくてもノボル節は健在だな。
通してタバサのキャラの深さを出せているし、新キャラのシルフィはバカで面白い。
でもやっぱルイズが登場しないのは華に欠けるかねぇ。虚無関連のネタが皆無なのも寂しい。




05.6/2〜?/??      A/Bエクストリーム
1巻
少ない電車の時間で、この小説を読み始めたわけだが…
分かりづらい…舞台が未来なのでトンデモ理論・技術・マシンがやたら出てくるわけだが、
それら解説を1回読んだだけではほとんど何を言ってるのか分からない_| ̄|○

何度か読み返せば理解が追いつくんだが、
それにしたってこういうのを小説で描写するのはダメだろ…せめて挿絵を入れてくれないと…。
と思ってパラパラめくってみたら、挿絵のほとんどが人物絵だよ_| ̄|○


1巻
1回読んで分からないところは理解を放棄、読み流すことで解決。
普段は小説は電車の中でしか読まないんだが、諸事情により家でも読み、終わらせた。
感想としては…まあ面白い。キャラは立ってるし(特にディビジョン)、演出は熱いし。
でもそれ止まりだな、シャナみたいにハマるってことはないわ。やっぱり萌えなのかそうなのか…_| ̄|○

当然といえば当然なんだが、読めば読むほど著者が灼眼のシャナと一緒なんだなあ、と痛感するわけで。
単語の使い方とか、表現方法とか、まんま同じ。舞台は違えど根付くものは変わらんなと。

次はとっとと2巻を読み、そして返す。なぜなら後が詰まっているから。


2巻
1巻より遥かに面白い。謎含みのストーリー展開や敵キャラなどがずっと魅力的に書かれている。
シャナに通じることなんだが、876氏は想いというものを表現するのが非常に上手いと思う。
後半でのニコルの心理描写にはグッと来るものがあった。

そしてそれをぶち壊すような<王者の一撃必殺(ロイヤルストレートフラッシュ)>の登場にはワロタ。
基地を破壊しなければ発進できないというアホさが最高にイイw

メインキャラの掛け合いもさることながら、社長のキャラにもますます磨きがかかってるな。
この人ほど不敵な人間はいないんじゃないだろうか。常に余裕、常に勝者。
現876スレでA/Bは、『萌えよりも燃える胡散臭いSF(社長の不敵な笑み)!』っていう紹介w
結構的を得ているわなこれ。
(ちなみにシャナは、『燃えよりも萌えるシャナタンのSF(せいちょうしないふくらみ)!』)


3巻
A/Bエクストリーム3巻、アプラクサスの夢を読了。
弱いなぁ…面白さが1巻並に戻ってしまった感じ。本来のストーリーよりも次巻への伏線のほうが重要っぽいし。
もう少しディビジョンのメンバーの馬鹿騒ぎも見たかったかなぁ。
あとがきでも述べてるように、いつも通り撃って打って射ちまくるのは痛快で良かった。

次巻は…いまのところ出ていないのでどーでもいいや。



05.6/2〜?/??      9S
1巻
超人的な主人公と超人的なヒロインがオーバーテクノロジーを操る敵と戦うって話。
感想としては、ストーリーはよく練られていたし中々に面白かったんだが…設定に問題が。

まず主人公の闘真なんだが…武器は小刀、二重人格、一方は利他主義、もう一方は殺戮衝動の塊、
古き血を引く一族の直系(ちなみに勘当中)、妹はブラコンなお嬢様(ヒロインの由宇とすこぶる仲が悪い)。
ヒロインの由宇は…世間知らず、強いかと思ったらピンチになって闘真に助けられる、約束大好き。
そして作中に人を殺すだの殺さないだののネタがやたら出る。

…これは誰が聞いたって月姫を連想せずに入られないだろ。
月姫自体がパクリとか言われているが、それ以上にこの9Sの設定の酷似っぷりは露骨過ぎ。
まあ内容のほうは吸血鬼とは関係ない単なるアクション物なのでまだ良いのかも知れんが、それにしたってな…。

上でも言った通り、話の持って行き方は非常に上手いと思う。
それと武器がカッコいい、霧斬とか霧斬とか霧斬とか。
ただ心理描写が足りなすぎるのと、個人的にはもう少し萌え分が欲しいところ。
あと1巻だからってのもあるのだろうが、敵が弱すぎ。悪い意味で安心して読んでしまう。

次巻は借りようかどうしようかこれはちょっと迷うところだな…
と思ったが、どうやら2巻はラブコメ分が濃くなっているらしいのでやっぱ読んでみるかね。


2巻
たしかにラブコメ分は増えていた、1巻に比べればだが。
だがその代わりメインの戦闘パートストーリーに劣化が…。なんかパンチが弱い。

ヒロインの宙宇は萌えるんだよ、うん萌える。世間知らずなところとか色ネタに鈍感すぎるところとか。
ただ、今のところツン描写しかないんだよ…デレがない、ちょっとはあるけどほとんどない。
なんか、お預けされてる犬の気分だよ…後の巻にいくほどデレ描写が出てくるということをネットから知ってるだけに。


3巻
2巻で切らなくて良かったぜ、3巻で急激に面白くなってきやがった。
2巻分費やして形作られたキャラクターたちがここにきて生き生きしてきた。
主人公の闘真はとことんアホだし、ヒロインの宙宇は隠れてた弱さが垣間見えてきたし、
他にも、麻耶の二面性、伊達の葛藤、八代の気苦労w、と物語を彩る要素で作品が輝いてきたね。
ストーリーも三つ巴だか四つ巴だかの入り混じる立場が次への期待感を持たせてくれる。
これはいいなぁ…早く続きを読みたい。


4巻
面白さ最高潮。戦闘良し、ストーリー良し、ギャグ良し、ラブネタ良し。
ここにきて宙宇の心理描写が素晴らしい、「自由」を前に戸惑う彼女のすがたは胸に来る。
…あ、よく考えてみればこれも月姫で使われたネタと酷似してるや_| ̄|○

読みやすく、先の展開がどんどん気になるような描き方。魅力あるキャラクター。
ここらへんがこの作品の面白さの柱であると思う。
使っている素材に大した新鮮さがなくとも、作者次第でここまでのものになるんだなぁ。


5巻
宙宇の脱走とADEMの解体により、物語は佳境へ。
今回はなによりも、前巻からは予想もつかないような目まぐるしく変化する展開がイイ。
作品全体から感じ取れる疾走感は実に心地よい。

不坐+クレール、勝司+才火、黒川(海星)+七つの大罪、伊達(ADEM)+LC部隊、峰嶋勇次郎、闘真&宙宇
これだけの派閥がこれからどういう展開を見せるのかを考えるとわくわくするね。
いまだ残る大量の伏線もこれから解消してくれると思うと楽しみで仕方がない。次も激しく期待。


6巻
素晴らしい、巻を進めるごとにますます面白くなってるよ。もうこの世界にのめり込みつつある。
もう何が凄いって、1巻における伏線の絶妙さ。
一見関係ないようなスフィアラボの事件がここまで物語に深く関わっていたとは…。軽く感動を覚えたわ。

前巻で予想したとおり、各派閥の絡み合いが最高。
相変わらず風間がキーパーソンだったり、勇次郎が意外と紳士だったり、
黒川は噛ませではない一面を見せてくれたし、萩原とクレールの接触が面白すぎたり。
ああ、キャラが生きてるなぁ…。

今回は特に宙宇の強さッぷりがカッコいい。
ただ天才なだけで何の能力も持たない少女だが、やはりコイツは作品中最強だと思い知らされた。
そして本格的にデレ期に移行しつつある。もう今後の展開に目が離せんっ。

いまさらだが挿絵にハマった。ちょっと絵師のHP覗いたらこの人の世界観がカッコよすぎた。
さらに著者のHPを見て、9SのFLASHを自作してることを知り、なんだかホンワカした気分になった。


SS巻
番外編、コメディ短編集
元々作中のキャラ設定が良く出来ているので、コメディ面でもかなり楽しませてもらった。

全部で5本の短編があったが、花嫁修業中の2本は特にヤバかったw
とにかく宙宇の暴走っぷりが笑えるww 「まさかこれほどとは───」じゃねーよwwwwwwwww
カップラーメンや冷凍食品でここまで騒げるのも宙宇と麻耶ぐらいだろうなw

ギャグのみでなく所々に本編の重要なネタを配置しているのはさすがだな、と。
最後の最後、峰島勇次郎のプロフィール欄にはやられた。味なことするね葉山さん。


7巻
非常に由々しき問題が。前巻の内容が詳しく思い出せない_| ̄|○
7つの大罪でキャラ数がぐっと増えたからなぁ…。展開も複数同時進行で複雑だし。
やっぱ完結まで待ちなしで一気に借りれる小説のほうがいいよなぁ。ってのもまあ無理な話なのだが。

まず今巻の内容は!全て伊達さんのカッコよさに収束する!!
待っていたぞこの時を!ついに隙を見せたな、黒川!
シビれるよ…シビれまくりですよオジ様。渋いのもいいけどアツいお姿もたまらんですよ。

そして由宇の可愛さ最高潮。
体弱ると心も弱る。普段はぶっきらぼうな少女がなんかもう物凄いことになってるよ(*´д`*)
尊大系で、主人公に依存しまくってで、素晴らしいまでに俺のドツボじゃないか。

後半はこの主人公2人をまるで動かしてないのに、面白さが保たれてるってのは中々のもんじゃないだろうか。
やはり今まで培ってきたキャラ舞台設定が生きてるなぁって感じ。
まだ話はいくらでも続きそうで、非常に楽しみな作品だわ。



05.8/8〜8/9     悪魔のミカタ
1巻
1日で小説を読み終わってしまった…(・∀・)チゴイ!こんなの初めてだよ。
選んだ理由はこれもまたラノベ板大賞上位の常連小説だったので。
内容としては…不思議な道具を使って行われた犯罪を暴いていく似非ミステリー
てか本のタイトルと紹介文から、まさかミステリー物だとは思わなかったよ…。

この作品、悪魔・不思議道具ネタやら萌えやらあっても、当然主軸はミステリーにあるわけで。
そしてそのミステリーパートが大して面白くない。
別に俺自身が謎を推理したわけじゃないが(てかできない)、種明かしされてもなんの驚きのない。ああそう、みたいな。
これって結構致命的な気がする…。

その割には(おそらく)夢中になって1日で読んでしまったのは、悪魔や道具の設定、キャラクターが気に入ったからか。
あ、でも主人公はあまり好きじゃないな、髪型が。童顔で可愛いって設定らしいが、挿絵はなんか違う…
1巻にしてメインヒロインが死んだのには驚き、次いで入れ替わるようにフラグが立て続けに3本も立ったのにも驚きw
この話の中だけでコイツ、3人ともキスをしてるぞ、しかもどれも超唐突、ドッキリ。

1巻だけで見ると読み続けるのは微妙なんだが…なんでもこの小説、2巻から面白くなるという根も葉もない噂が。
なので次は2巻を読んでみるのであった。


2巻
なんつーか一言で言うと、俺には合わない。
2chやAmazonにも色々な意見があるんだが、一番多いのは「2巻から面白くなる」というもの。
…俺は1巻に比べると2巻は遥かにつまらなかったよ、途中から読むのが苦痛でしょうがなかった…。

まず第一にキャラの大半が気に食わない。これが最大最強要因。まあ1巻の時点で薄々予感はあったんだよ。
なんて言えばいいんだろ、人間味がないっていうか、気取っているっていうか。
もうここらへんは個人の嗜好の問題なんだろうな…とにかく嫌い、ムカつく、気持ち悪い。

第二にストーリーがつまらない。もはや作者がミステリーではないと主張しているので、
その不出来は許容したとしても、種明かしのダメダメさにはさらなる磨きがかかっているように思える。
だってここが物語の最高潮でしょ…それでこのつまらなさはないだろ…昨日も言ったが致命的。

第三に萌えが中途半端。これは完全に個人的な意見となってしまうが
アクションだか推理物だか不思議道具だかな入れ物に、いきなりポンッとてきとーな萌えを投じられても反応に困る。
挿絵が汚いのもこれに一役買ってる気がする。

3巻から面白(ry な意見もあったがこれら要因があれば十分。悪魔のミカタは切り。



05.8/11〜/     デュラララ!!
1巻
東京・池袋で繰り広げられる、キレた奴らの歪んだ恋の物語
多視点で物語が展開していき、それらが絡み合い最後は収束する。
なので序盤は少し分かりづらい所もあったが、ラストで全ての伏線を解消し、それぞれの物語を繋げる流れは見事。

やはりこの作品の最大の魅力はイカれた、それでいてイカしたキャラクターだろう。
人間的すぎる人外の化け物、その化け物を愛する医者、ストーカー電波娘、「首」に魅せられた男、
実弟へ歪んだ愛情を向ける女、理屈の通じない喧嘩野郎、「人間」を知りたがる情報屋、非日常に憧れる少年。
そしてそのなかで紡ぎ出される美しく切ない愛。

うーん、格好良いねぇ。
久しぶりに先が全く読めない作品ってのに触れた気がするよ。次巻も読むとしますか。


2巻
「首なしライダー」に続いて、2巻は「切り裂き魔」。
と言ってもデュラララ!!のテーマは前巻に引き続き「歪んだ愛」。
愛し愛されることに不器用な人間たちが、それでも自分の道を突き進んでゆく。

作品にテーマが染み渡っていてよく出来ているとは思うんだが…俺の心にはくるものがなかったなぁ。
ストーリーそれ自体が大して面白くなかったのも残念。
次巻は保留ってことで。