まよっぷ 〜だめぽ人間の独り言〜



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DADDYFACE タイピングハイ! 火蛾 空飛ぶ馬 狂乱家族日記
バイトでウィザード パラサイト・イヴ 異邦の騎士 EME BLACK タザリア王国物語




 DADDYFACE
1巻
ぶっ飛んだ設定の嵐に突っ込んだらダメなのだろう。そんな敗北感を感じずにはいられないスーパー少女物語。
おとぎ話を引用しているのはいいとして、展開が面白くないよ。ただのドンパチ。



 タイピングハイ!
1巻
掴み所がない、行き当たりばったり、ローテンション、とにかく変、そんな主人公を中心としたAIの物語…かな…。
主人公以外の登場人物も何考えてるか分かんないような変人ばっか。もう会話ひとつ取っても楽しすぎ。
話の途中途中で投げ捨てるように伏線っぽいの張っていきながら、最後はしっかり収束させてる。
ほかにも読み込めば仕掛けがたくさん。これは凄い。

AIの話自体に感じるものはなかったが、とにかくキャラの変人っぷりが面白すぎるというかなんというか。
要はね、異色作だよ異色作。その異色さにこそ魅力がある。


2巻
唐突に主人公の出生やら異世界・能力やらの設定が出ても、すんなり納得してしまうのがこの作品。
相変わらず先が読めない展開だったが、レムスの謎が解けたところでなるほど、と。
1巻のAIや世界設定などの伏線がグッと生きてきたし、個の人格や感情ってをテーマにした内容にはツボった。
それら面白さは全て主人公の独特な個性あってこそ。
彼がどのように変わっていくのか、今後の展開が非常に楽しみ。



 火蛾
火蛾
5ページ読んだところで爆睡。本が俺に読むなと訴えかける。
後にどんな謎が待ち構えているのかは知らんが、この魅かれない導入から続きを読む気はとても起きない。
舞台が特殊すぎるのも一因か。イメージが沸かない。



 空飛ぶ馬
空飛ぶ馬
空も馬も出ない段階で挫折w この作品を楽しむ人と俺では根本的に感性が違うと思った。
主人公の日常がつまらなすぎて。内容にまるで興味がもてない。
先の本筋のための下敷きとして読むのだろうか、それともこれ自体が1つの話として成立してるのだろうか、
どちらにしたって読んでいる最中が楽しめなければ俺には意味がない。無理だ。



 狂乱家族日記
1巻
変人揃いの家族が巻き起こすドタバタ物語。うん、的確だ。
まあこれは主にギャグとして楽しむ作品だな。今回は可哀想境遇のネタが中心なために、読んでいて胸糞悪かったが
登場キャラは人外やらオカマやらと嫌でも個性的なんで、ここらへんは俺好みでもある。
ただ、やっぱこの種の可哀想話は勘弁してほしいなぁ。大した家族愛とかも感じられんし。

あ、ヒロイン(?)が尊大系だ。そりゃもうびっくりするような尊大っぷり。これでデレれば完璧だな〜。



 バイトでウィザード
1巻
この作品みたいに短く章分けしてくれると助かるなぁ。1章読み終わった時点で躊躇なく切れるもんな。
主人公の男の性格が嫌い。ヒロインは双子かよ、恋愛ネタが巻き起こらんではないか。
展開の先が読めてしまうというか、期待が持てないというか。まあ典型的なつまらんラノベだ。



 パラサイト・イヴ
パラサイト・イヴ
医学知識をぼんぼん出しながらも、それらが蛇足にならず物語と密接に関わり合っているのは良かった。
解説にも似たこと書いてるが、肉の塊が登場あたりからギャグだなw ちょっと沙耶っぽいなぁ。

ストーリーが弱いかなぁ。事故らせて成長して攫って生んで自滅して。
というかストーリーで楽しませようとしてないから、その時点でちょっと俺に合ってなかったりする。



 異邦の騎士
異邦の騎士
何にびっくりって占星術殺人事件で登場してた石岡君が主人公だったことに。
気づいた最初は京極堂シリーズの関口君とダブって混乱しまくったw
そしてやっぱ御手洗は面白いw 台詞一言読むだけで笑ってしまうよww 「たぶん僕でしょう!」 何そのテンションw

ミステリネタがまたなんとも限界ギリギリというか、綱渡り的というか。周到さに欠けるよなぁ。
妻の復讐のために単身でヤクザの幹部っぽい奴らを殺す戦いってのに比べると、
遺産目当てでダメ男一人殺すってのは地味でショボい。そこらへんちょっとガクンときた。

未来予知二重存在などの不思議は上手く扱ってたと思う。
即座にファンタジー推理をしてしまうのが俺の悲しい性ではあるが。

展開に飽きも感じず、全体的に楽しんで読むことができた。謎の追い方がいいのかな。



  EME BLACK
1巻
あまりの文章力のなさに1ページ目から愕然。こういうのを読むに耐えないっていうんだね。



  タザリア王国物語
影の皇子
シャナルイズが除外されて、大河ヴィクトリカ(どれも読んでねぇw)あたりが主流となっているツンデレ界、
そこに大穴を開けるがごとく、超S級ツンデレが登場。その名も皇女リネア・タザリア
どんな感じかを便器舐めに説明してもらうと、
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『侍女と仲良くしたら
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        侍女が階段から落ちて下半身不随になった
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |      『故郷に逃げ帰ろうとしたら自分の故郷を焼き払われた』 
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人  
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ      な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉       おれも何をされたのかわからなかった…
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    「べ、別にあんたのために作ったんじゃないんだから」だとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなツンデレじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... ジグ   イ    もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

こんな感じ。
これでは今度どう動いたって主人公と恋愛ネタに発展しそうにない。もう友達4人殺されてるし。
それもそのはず、作中立ちまくっているにも関わらずこやつはサブヒロイン。挿絵の1枚もなかったりするw

ライバルのメインヒロインは神少女アンブロシアーナ
大陸最高位。主人公ベタ惚れ。挿絵もカラーで3枚。ダメだ、こりゃ敵わねぇなw
2人の逢引を目撃したときのリネアの対応がまた凄いのな。無自覚に引き離そうとする姿が健気。でも恐い。
とりあえず今後はリネアが暗殺を企てないことを祈るばかりだ。

そのリネアの横暴と並行するように、戦記ファンタジーとしての物語もよく描かれている。
同種の作品である空鐘と比べると弱さを感じるが、主人公の特殊な立場を中心に面白い話になっていると思う。
ラストでリネアに秘密握られてしまったので、今後両側面がどのように展開していくのか期待大。


黒狼の騎士
ああ、やはり前巻はリネア様の魅力に大きく支えられてたんだなぁ、と実感。
ファン・ダルダが代わりに皇子と親密になったりしてるが、そのせいかやたらと腐女子臭が…_| ̄|○

唐突な過去ネタを用いたファン・ダルダを引き入れるまでの流れや、たった2人で屋敷強襲というご都合っぷりなど、
どうにも今回は無理矢理・安易な展開が目に付いた。全体としてのまとまりにも欠けるなぁ。

そしてやっぱり良くないのは挿絵ね。キャラの描き方カッコよくて結構好きなのに、
書き下ろし(という言葉を使ってる時点で既に問題あり)が表紙の1枚しかねぇの。
あとは1巻の絵を使いまわした折込があるだけ。代わりに年表なんか作られてもなぁ…。